「...なっ!?」

「せっかく二人きりになったんだし、もっと仲良くなろうよ」

顔を近付けてくる。

ヤバい!キスされる!
逃げなきゃ!
でも後ろは壁、前には爽さん。
横は爽さんの手でガードされてて動けない!

ちょっ!手!!どこ触ってんですかっ!?

「ちょっ!止めてください!!」

私の身体を触る手を離そうと頑張る。
左手で爽さんの口を塞ぐ。

でも、所詮女の力。
男性には敵わない。

あっさりと口を塞いでた手を掴まれる。

「いいじゃん。楽しまなきゃ損するよ?」