部屋の中には引き締まったお尻があった。

「...なに?堂々と覗き?」

上半身をこちらに向け、そう言うとベッドにあったタオルを腰に巻く。

固まってる私に近付き手を取り部屋の中に引き入れる奈央さん。

━━━バタン

ドアを閉められた。

奈央さんの顔が近付いてくる。
そして耳元で

「...えっち」

瞬間、顔が真っ赤になるのが分かった。
顔が熱い。

「ごめんなさい!ご飯です!」

急いで部屋を出る。

あんな甘い声で「...えっち」なんて言われたら...
それに、引き締まった身体...
何かこう...興ふ......
いや。なんでもない...