「あ」 時計を見て何かを思い出したように手を叩く。 「そうそう、ちょっと奈央呼んできてくれない?」 「いいですよ」 「じゃあお願い。ノックしても返事がなかったら部屋に入ったらいいからね」 「分かりました」 「ごめんね。遅くなっちゃったけどお昼ご飯食べよ」 「はい!」 リビングを出てDの部屋へ向かう。 ここか...な? 確かDだったはず