ILOVE 優


「彼はねぇー。奈央くん♪怖くないよ♪奈央くん優しいから安心してね♪」

翔くんは人の心が読めるのか!?
それとも奈央さんはいつもあんな素っ気ない態度なの!?


━ガチャ

またリビングのドアが開く。

現れたのはTHE・バンドマン!
って風貌の男性。
髪の毛が緑...
ピアスあけすぎ...
耳にも口にも眉毛にも...
腕にタトゥー...
怖い!
あぁ!怖いけど、イケメン!!

「あれ?客?」

表情を変えずに問う。

「うん。ニーナが拾ってきたのー♪」

「へぇー。こんな可愛い子拾ってくるなんてニーナやるじゃん」

「ねー♪」

翔くんが笑う。

「名前は?」

「はい!優って言います!はじめましてっ!」

立ち上がり頭を下げる。

「できたよー」

ニーナさんがご飯を持ってくる。
テーブルの上に並べられたのは残り物とは思えないような豪華な食事。
新しく作ってくれたのかな?

「ありがとうございます!」

「いえいえ。口に合わなかったらごめんね。どーぞ」