『マナ、帰ろう』 『帰ろっか』 学校から出て、手を繋いで2人で並んで歩く 今日は世界史の先生が寝癖ついてた、とか 保健室にいた男女の雰囲気が怪しかった、とか いつもの他愛のない会話 『マナ、すきだよ』 『…あたしも、リトのこと…すき』 あたしの家の前に着いたら必ず交わすこのセリフ いつまでたっても慣れないこのセリフ 感情表現が苦手なあたしからすれば これが精一杯だった この短所があたしの首を絞めてたなんて あたしはなんにも知らなかった