チョコレート







そうだ

あたしがいなくなればいい


2人の目の前から姿を消せば

あの2人は隠れることなく愛し合える



幸せな笑顔と引き換えになったのは

あたしのココロの傷



張り裂けるようなココロの痛みには

気付かないふりをして

あの2人に嫌われるように離れる


あたしにできることはそれだけだった



あたしさえ我慢すれば

あたしの大好きな2人は幸せになれる


このココロの傷は

全て自業自得

全部あたしのせいなのだから

これくらい耐えて当たり前



そう言い聞かせて

あの日、2人に残酷な言葉を残して

姿を消した