「…わぁ」
「一年の安西隆也と三井咲がいいわね」
「魔法、使ったのか」
「魔女が魔法以外に何を使うの?」
「…ハハッセナちゃん面白~い」
「私、ロゼリナです」
「ロゼリナ、それで大丈夫そうか?」
…大丈夫よ。
魔法は失敗しない。
「…ロゼ、毛先がコバルトブルーだよ?」
「え?…あらら。色が戻っちゃったわ」
明るいブロンドのロングが緩やかなウェーブになっていて、毛先は瞳の色と同じ。
「珍しい色だな」
「ふふっでしょう?」
私はにっこりと笑みを顔にはりつけた。
「ロゼ、どうするつもりぃ?ま…んぐっ」
私はエルの口を慌てて塞いだ。
「まずは記憶の書き換えを行う。その為に、生徒を体育館に集めるわ」
「…今から?」
「えぇ」

