*⋆✩ファントムメィ家のお嬢様✩⋆*



「…わぁ」


「一年の安西隆也と三井咲がいいわね」


「魔法、使ったのか」


「魔女が魔法以外に何を使うの?」


「…ハハッセナちゃん面白~い」


「私、ロゼリナです」



「ロゼリナ、それで大丈夫そうか?」


…大丈夫よ。


魔法は失敗しない。


「…ロゼ、毛先がコバルトブルーだよ?」


「え?…あらら。色が戻っちゃったわ」


明るいブロンドのロングが緩やかなウェーブになっていて、毛先は瞳の色と同じ。


「珍しい色だな」


「ふふっでしょう?」


私はにっこりと笑みを顔にはりつけた。


「ロゼ、どうするつもりぃ?ま…んぐっ」


私はエルの口を慌てて塞いだ。


「まずは記憶の書き換えを行う。その為に、生徒を体育館に集めるわ」


「…今から?」


「えぇ」