「…。魔界に帰らなきゃいけないわね」
「私も帰るぅ!」
…のえるのキャラ、毎回変わるんですけど。
「おい、待てよ」
「生徒会はどうするつもり?」
…そうだった。
「記憶書き換えればいいじゃない?もしくはあんた達2人で生徒会やれば??」
「(…こいつ、口悪…っ!さっきまで、"先輩"だったのに今は、"あんた達"?)」
「俺らも帰るよ」
「…あぁ、そうだな」
「あ、そっか。あんた達は侯爵家の跡取り息子だもんねぇ」
私は笑みを浮かべた。
「宮村は違うんだな」
「えぇ。私には結婚してるうっざーいシスコンお兄様がいるので」
「…クロザスさん、酷い言われよう…。」
のえるがボソッと呟いた。

