*⋆✩ファントムメィ家のお嬢様✩⋆*



「…。魔界に帰らなきゃいけないわね」


「私も帰るぅ!」


…のえるのキャラ、毎回変わるんですけど。


「おい、待てよ」


「生徒会はどうするつもり?」


…そうだった。


「記憶書き換えればいいじゃない?もしくはあんた達2人で生徒会やれば??」


「(…こいつ、口悪…っ!さっきまで、"先輩"だったのに今は、"あんた達"?)」


「俺らも帰るよ」


「…あぁ、そうだな」


「あ、そっか。あんた達は侯爵家の跡取り息子だもんねぇ」


私は笑みを浮かべた。


「宮村は違うんだな」


「えぇ。私には結婚してるうっざーいシスコンお兄様がいるので」


「…クロザスさん、酷い言われよう…。」


のえるがボソッと呟いた。