「もう二年くらい飲んでないわ」
私は笑った。
実は、特殊なハーフでも二年も血を飲まないと魔力が減る。
お母様は、もって一年半ちょっとくらいだと言っていたきがする。
だから、私の魔力がかなり減ってきているのが現状。
「…マジかよ」
「凄い…。」
「…っ凄くなんかないでしょ!セナ、二年も飲んでないのはヤバいじゃないの。私、知ってるよ?セナの魔力、残り僅かでしょ」
のえるが顔を歪めた。
「…本当か?」
「だってセナ、瞳の色が変わってきてる」
(…っ嘘)
「…ん?あ、本当だ」
「サファイアみたいな色だな…。」
確かに私の瞳はサファイアみたいな色。

