O♡L

また、話の話題を探さなくちゃいけないし…。

それくらい、あたしは課長のことがニガテだった。


「遠慮すんなよ」

「そういうわけではなくてっ…。今日、玄関の鍵を閉め忘れたみたいで、早く家に帰らないといけないので…」


あたしは、とっさに嘘をついた。

…早くこの状況から解放されたくて。


「わざわざ送ってくださって、本当にありがとうございました!あたし…帰りますっ!」