O♡L

課長の隣だっていうのに、半泣きになるあたし。

でも、涙が流れるのを必死に堪えた。


課長に泣き顔を見られたくないあたしは、窓の外を眺めるフリをして、課長から顔を背けた。

…でもたぶん、肩はヒックヒックと小刻みに震えていたと思う。


「…あ、これ使えよ」

と言われて、頭の上にタオルを被せられた。


ふんわりと柔軟剤のいい香りがした。


肩まですっぽりとタオルに覆われた、あたし。