O♡L

「奈緒じゃなきゃダメなんだよ。奈緒は…俺じゃ不安か?」


スポットライトのように、月明かりがあたしたちを照らす。


…あたしは涙が溢れるのを我慢して、唇を噛みしめる。


「逞さんがいいですっ…」


あたしは逞さんにキスをした。



ずっとずっと、会えなくて不安だった。

壊れてしまいそうなときもあった。


電話やメールじゃ、逞さんのぬくもりを肌で感じることはできない。