O♡L

久しぶりに感じる逞さんのぬくもりに、あたしは思わず笑みがこぼれた。


「でも、1人で住むには広すぎませんか?この部屋」


あたしが顔を上げると、そこに逞さんがキスをした。


「1人じゃねぇよ」


夜空の下。

逞さんが耳元で囁く。


まるで時が止まったかのように、あたしたちは見つめ合う。



「奈緒、結婚しよう」


静かな空間に聞こえるのは、あたしの心臓の音だけ…。