O♡L

あたしの問いに、逞さんは黙って歩く。

足早に歩く逞さんに、あたしも黙ってついて行く。



エレベーターに乗り、15階に到着。

そして、突き当たりの角部屋のドアの鍵を開けた。


「広〜いっ!」


あたしは足を踏み入れる。


3LDKの広々とした部屋。

真新しいフローリングは、ライトで白く輝いている。


家具や電化製品は、生活に必要最低限のベッドや冷蔵庫くらいしか置いていなかった。