O♡L

「奈緒ちゃん、ドンマイドンマイ!」

「…あっ、おかえりなさい」


後ろからあたしの肩を叩いたのは、たった今外回りから戻ってきた光輝さん。

光輝さんも変わらず、同じ課にいる。


ただ、1つ違うのは…。


「おかえりなさい、霧島主任!」


そう!

今では光輝さんは、主任。


“俺、来年こそは主任になりますっ…!”


1年目で主任昇進の査定をクリアできず、光輝さんは悔し涙を飲んだ。