O♡L

空港に行くまでのタクシーの車内は、なぜか2人とも無言だった。


逞さんは、ぼうっと窓の外を見つめる。

おそらく、なにか思うことでもあるんだろう…。


あたしは、あえてそっとしておいた。



10時30時。

空港に到着。


逞さんの搭乗する便が、すでに電光掲示板に表示されていた。


「…わりぃ。すっげー時間かかったわ」


チェックインを済ませた逞さんが戻ってきた。