O♡L

中国と日本の距離でさえもそういう結果になってしまったのに、はたしてあたしは日本とアメリカという距離に耐えられるのか…。


「心配すんな」


そう言って、逞さんはあたしの頭に手を置いた。


「今は紀香のときとは違うし、そもそも紀香といっしょにすんな。奈緒は奈緒だっ」

「…逞さん」

「そりゃ、お前には寂しい思いをさせると思う…。それでも俺は、やっていけると思うっ」