O♡L

「知ってたって、なにを?」

「逞さんが、ニューヨークに転勤する話が持ちかけられていたこと…」


あたしは、そのとき思っていたこと、考えていたことをすべて吐き出した。


逞さんには昇進目指して、仕事をがんばってほしかった。

そんな逞さんが大好きだった。


でも、いざ海外で働くというチャンスが巡ってくると、あたしは逞さんと離れたくないという気持ちの方が大きかった。