O♡L

でも、近づくにつれて徐々にその人の顔がハッキリと見えていく…。


あと2メートル。


…その距離で、あたしは足を止めた。


なぜなら、ここまで近づいて、…ようやくその人影がだれかとわかったから。


「…なんでいるんですか」


あたしは、その場に突っ立ったままそう言った。


外灯の下にいた人物。

それは…。


「やっぱ冷えるな、夜は」


…逞さんだった。