O♡L

あたしはそのまま格好で部屋を出た。


このときあたしはただ慌てていて、まったく気づかなかった。

…光輝さんが、あたしのマンションの場所をそもそも知らないことなんて。



ガラス張りのマンションの自動ドアを出て、辺りを見渡した。

すると、外灯の下に人影が見えた。


「…光輝さんっ」


あたしはその人影に駆け寄った。


コンタクトも外していたため、顔なんてわからなかった。