O♡L

逞さんがいなくなって、しばらくあたしはその場から動けなかった。

そして脚の力が抜けて、ぺたんと床に座り込む。


ふと前を見ると、床に散らばった書類たちが目に入った。


「…あ、拾わなくちゃ」


あたしは呆然としたまま、書類を集める。

そこへ、光輝さんも無言で書類を拾う。


最後の1枚に手を伸ばしたとき、光輝さんと手が重なった。


「…なんで、あんな嘘ついたの?」