O♡L

“本当に逞のことが好きなら、ニューヨーク転勤へ、今あなたが笑顔で送り出すべきじゃないの…?”


あたしだって…そうしたいよ。


でもあたしはっ…。

そんな、“いい彼女”じゃないから…。


笑顔で逞さんを送り出すなんてこと…あたしにはできない。



「…なぁ、奈緒。なんか言えよ…」


あたしは葛藤していた。


そのとき…。


「あ、れ?五十嵐課長と…奈緒ちゃん?」