O♡L

なかったけど、…逞さんと楽しく食事なんてできる気分ではなかった。



それからは、あたしは逞さんを避けるようになっていた。


「おい、小稲っ」


逞さんの姿を見つけたら、足早に方向を変える。


「…ちょっ、なんで逃げるんだよ!?」


逞さんが追いかけてきたら、すぐにトイレに逃げ込んだ。


極力、逞さんとの会話は避けた。



「五十嵐課長。この資料、どちらにお持ちしましょうか」