「でも…、課のメンバーはっ……」
「優秀な課長たちは他にもたくさんいる。だから第三営業課の部下たちは、その人たちに任せればいい。逞がそうまでして、心配する必要もない」
そして、堤課長はあたしに目を向ける。
「なのに、逞はニューヨーク行きを即答できない。…それはなぜか?」
あたしに答えを促せるような、堤課長の目…。
「…小稲さん。あなたを1人置いて、ニューヨークへは行けないからよ」
「優秀な課長たちは他にもたくさんいる。だから第三営業課の部下たちは、その人たちに任せればいい。逞がそうまでして、心配する必要もない」
そして、堤課長はあたしに目を向ける。
「なのに、逞はニューヨーク行きを即答できない。…それはなぜか?」
あたしに答えを促せるような、堤課長の目…。
「…小稲さん。あなたを1人置いて、ニューヨークへは行けないからよ」



