O♡L

「転…勤…?」


転勤…って、なに……。

いつもの出張のこと…でしょ…?


「もしかして……、逞からなにも聞かされてなかった…?」


あたしの様子の異変に気づき、堤課長が顔を覗き込む。


「あの……、転勤ってどうゆうことですか…?出張の間違いですよね…?」


なぜか声が震えた。


「あっ、…言い間違った!」


堤課長には、そう言ってほしかった。