O♡L

あたしは逞さんといっしょにどこかへ出かけたり、なにかをすることをすごく楽しみにしていた。


「夏か……」


すると、ポツリと逞さんが呟いた。


「…そうだな。いっしょに海とか行きてぇよな…」


…逞さん……?


あたしの気のせいかな…。

なぜだかその表情が、どこか曇っているように見えた。


切なそうにあたしを見つめ、逞さんはあたしの頭を優しく撫でた。