O♡L

電車のアナウンスが聞こえた、そのときっ…。


…ガシッ!

「…えっ!?」


プシュ〜…


さっきまで乗っていた電車のドアが閉まり、何事もなかったかのように行ってしまった。


あたしは、その電車をホームから見つめているだけだった。

…逞さんに腕を掴まれたまま。


さっきドアが閉まる直前、逞さんが急にあたしの腕を引っ張った。

そして、そのままあたしを抱き寄せたのだ。