O♡L

そして、ワシャワシャとあたしの髪を撫でた。


「なんも心配することねぇよ。俺はお前が好きなんだから」


その言葉に、胸がキュンとなった。


「でもまぁ、言いそびれてお前を不安にさせたのは俺かっ…」


そうこうしているうちに、電車は逞さんの家の最寄駅に着いてしまった。


「…じゃあ、逞さん。また明日」


あたしは電車のドア付近から見送る。


『まもなく、ドアが閉まりま〜す』