O♡L

逞さんは、なにかを悟ったようだった。


そして、逞さんはあたしの顔を覗き込む。


「さては、俺が紀香と飲みに行くってなって、心配になってついてきたんだろっ」


意地悪に微笑む逞さん。


「…そう…です」


あたしは語尾になるにつれて、どんどん声が小さくなっていった。


すべてがバレてしまって恥ずかしくて俯いていると、逞さんが上からあたしの頭を掴んだ。