O♡L

「堤課長。このメール、中国語で書かれてあって…。ここまではなんとか理解できるんですけど、そのあとが訳せなくて…」

「見せて」


上海勤務の堤課長は、中国語に対しても強い味方だった。



「ふんふ〜ん♪」


お客様が帰られたあと湯呑みを片付けて、それを洗いに給湯室へ行くまでの間、あたしは鼻唄を歌っていた。


「…うわ!」

すると給湯室にだれかいて、思わず変な声が出た。