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それはまるで、お手本かのような美しいお辞儀だった。


「知っている人もいると思うが、堤くんには2年間、上海勤務でがんばってもらった。ここでは、第ニ営業課の木本(キモト)課長が復帰されるまでの間、課長職を務めてもらうので、みんなよろしくな」


自然とオフィスからは、堤課長を迎える拍手が鳴った。


「ひとまず堤くん、まずはこちらへきてくれ。それでは、また業務を再開してくれたまえ」