O♡L

腕の中でもがくあたしを、逞さんはギュッ抱きしめる。


「いいんだよ」


職場では決して見せない、優しい逞さんの瞳。


「移っても…知りませんからっ」

「おう」


あたしと逞さんは、どちらからともなくキスをした。


それは今までに感じたことのない、…とてもとても幸せなキスだった。



「奈緒…。遅くなっちまったけど、…1ヶ月おめでとう。これからも、よろしくな」