O♡L

「はい、そうですけど…」


五十嵐課長はあずさに確認すると、あたしのバッグを肩にかけた。


「課長!奈緒を医務室に連れて行くんですかっ?だったら私がー…」

「小稲は早退させる」

「でも、奈緒…1人で帰れる状態じゃ…」

「それは心配すんな」


遠退く意識の中で、課長とあずさの声が聞こえた。


「俺が家まで送って行くから」

「…そうですか。わかりました」