O♡L

「違ぇよ」

「え?」

あたしは首を傾げる。


「その……。1ヶ月記念日…、ちゃんと祝ってなかったろ?だから…」


五十嵐課長は、少し照れくさそうに頬をかく。

あたしは驚いて、すぐに言葉が出てこなかった。


まさか課長が、記念日をちゃんと祝う人だとは思っていなかったから…。


「付き合ってからも残業や出張ばっかで、あんまりお前に構ってやれてねぇから」