O♡L

デスクにカバンを置き、ドカッと課長席に腰を下ろす。


「ほら奈緒、行ってきな」

あずさに優しく肩を叩かれる。


「う…うん!」

心臓がバクバクして、脚がプルプル震えているのが自分でもわかった。


徐々に歩み寄りながら、課長の顔色を窺う。


「五十嵐課長…、おはようございますっ」

「おう、おはよ」


課長はあたしに目を向けることなく、右手でマウスを操る。