O♡L

社内でバレると困ると言いつつ、こういう場で2人きりで会うと、課長はいつもあたしをドキドキさせる。


「小稲さ、来週の金曜日の夜…空いてるか?」

「…今のところは空いてますけど。なにかあるんですか?」


あたしは、自分よりも背の高い五十嵐課長を見上げる。


「ああ。お前と食事にでも行こうと思って」

「そんなことなら、前もって予定合わせなくても、空いてる日ならいつでもっ」