O♡L

「すみませんっ…」


課長は、自分でマグカップにお湯を注ぐ。


「ウソだよ。お前に会いにきた」


ふと呟いた課長のその言葉に、キュンとする。


「…ここ、会社ですよ?」

「わかってるよ。だれも聞いてねぇって」


五十嵐課長は、その場でマグカップに入ったコーヒーを一口飲む。


「10日ぶりに会ったんだから、少しくらいお前と話したいに決まってんだろ」