O♡L

課長の声で、思わず体がピクンと反応した。


…10日ぶりの五十嵐課長。


課長は部長にあいさつし、自分のデスクの横にキャリーバッグを置く。

ふ〜と息を吐き、イスにドカッと座った。


「小稲」

戻ってきて早々、課長に呼ばれる。


「はいっ」

嬉しすぎて顔が緩みそうだったけど、普通の顔!普通の顔!


「課長、おかえりなさい」

「おう、ただいま。あのさ、コーヒー入れてきてくれ」