O♡L

「おやすみ、奈緒ちゃん」


会社の前で光輝さんと別れた。


光輝さんは、「これから1人でやけ酒っす〜!」と言っていた。

雪が散らつく寒空の下を歩く光輝さんの後ろ姿が、いつもより小さく見えた。



「そういえば課長!ミナミさんに連絡しなくて大丈夫なんですか…!?」


腕時計を見ると、すでに23時過ぎ。

約束の時間は、とうに過ぎていた。


「あ〜、そんなのどうでもいいだろっ」