O♡L

「光輝さん…」

「お疲れ様!」


光輝さんは、いつもと変わらない笑顔であたしを出迎える。

そして、腕時計に目をやる。


「もうこんな時間だし…、家まで送るよっ」


そう言って、あたしの腕を引く。


「あっ…あの……」


光輝さんには、言わないといけないことがある。

…でも、なかなか言い出せない…。


「どうしたの、奈緒ちゃん?」


あたしの顔を覗き込む、光輝さん。