O♡L

今思うと、いつからかはわからないけど、あたしは気付かないうちに課長を目で追っていた。


そして、ミナミさんと親しく話す課長の姿を見るのがイヤになっていた。


…悔しいけど、あたしは五十嵐課長のことが……。


「…好きですっ」


好きになってたんだ。


あたしが目に涙を溜めたままそう言うと、課長の頬が赤くなったのがわかった。


「…俺のこと嫌ってたくせに、なにマジで好きになってんだよっ」