O♡L

だから、あのカフェオレ…温かったんだ。

光輝さんがオフィスを出るまでの間、課長が待っていたから。


課長は、あたしの顎をクイッと持ち上げる。


「俺はお前の笑う顔も、泣く顔も、憎たらしい顔も全部見てきた」


あたしは、まっすぐ見つめる五十嵐課長のまなざしから、目を逸らすことができなかった。


「だから、光輝じゃなくて俺を選べ」


そして、また強く抱きしめられた。