O♡L

さらに強く抱きしめられ、あたしの耳元で五十嵐課長がこう言った。


「小稲。…お前が好きだ」


そのとき、一瞬だけど…時間が止まったような気がした。

と同時に、あたしの息も詰まる。


「え…。ちょっ…と、待ってくださ…い。今…なんて……」


あたしの頭はフリーズして、今の状況に思考が付いて行けなかった。


「お前が好きだっつってんだよ」

「じょ…冗談やめてくださいっ」