O♡L

「そんなに慌ててどうしたんだよ」

課長がゆっくりとコートを羽織る。


「ちょっと…用事がありまして……」

あたしは、コートもマフラーも身に付けずに手に持つ。


「…あ」

ふと窓の外を見ると、白い雪が散らついていた。


早く、光輝さんのところに行かなくちゃっ…。


あたしは、『今終わりました』というメールを光輝さんに送ろうと、携帯を手にした。


そのとき…。