O♡L

明日が土曜日で休みということが、唯一の救い。



そして、時計が21時を指そうとしたとき、オフィスのドアが開く音がした。


「…まだ残ってたんすか!?」

入ってきたのは、光輝さんだった。


「しかも、奈緒ちゃんまで…!」


あたしは疲れた顔を無理に引きつらせて笑うと、またパソコンに目を向けた。


「光輝こそ、どうしたんだよ?今日は直帰のはずだろ?」