O♡L

…と、なぜか五十嵐課長だった。


でもなんで、五十嵐課長が残っているのかがわからなかった。


…だって今日は、定時上がりで食事に行く約束のはず。


「…五十嵐課長、どうしてまだ会社にー…」

「口動かす暇あるなら、手を動かせ」

「はい…」


オフィスに2人きりだけど、とても話せる雰囲気ではなかった。


オフィス内には、あたしと五十嵐課長のキーボードを叩く音が聞こえるだけ。