O♡L

「お前らは、早く帰れ」


そんなところへ、五十嵐課長が立ちはだかる。


「これは小稲のミスだ。わざわざお前らが残る必要もない」

「そうですが…」

「できるだろ、小稲?」


威圧感のある目であたしを見下ろす。

そうなってしまえば、甘えた言葉なんて言えるわけがない。


「…あたしは大丈夫だからっ。先に帰ってて!」

無理に笑顔を作った。


「でも、奈緒ちゃん…」