O♡L

「また小稲、お前かっ」


最近のタイトな仕事のスケジュールのせいもあってか、今日の課長はいつにも増して怖かった。


「一体…どこが間違っていましたでしょうか…」

「どこかレベルじゃねぇよ。全部だよっ!!」

「…え!?」


あたしは返された書類に目を向ける。


「ここもここもここも…。ぜーんぶ計算が違ぇだろっ」


課長は人差し指で、間違っている箇所を荒々しく指差す。