O♡L

「えっと…。特になにもない…です」

「なんだよ、変なやつだな」


そう言うと、課長はあたしに背を向けて行ってしまった。


…言えなかった。


でも、話すチャンスはいくらでもある…!

そう思っていた。



…しかし。

それから、まったく課長と話すタイミングが合わなかった。


前倒しで仕事をしている課長は、普段は外に出っぱなし。

たまにお昼休みにいると思ったら、課長の横には常にミナミさんがいた。