O♡L

あたしが頬杖をついて考えていると、オフィスのドアの開く音がした。


「失礼致します」

入ってきたのはミナミさんだった。


ミナミさんは、そのまま一直線に課長デスクに向かう。


「五十嵐課長、今よろしいでしょうか」

「ああ、なんだ?」


普段のギャルっぽい話し方とは違い、仕事モードのミナミさんはキリッとしている。

そのオンとオフのギャップが、ミナミさんがモテる理由の1つでもあると思う。